検査や治療の費用について

AMHとは


AMHとは…
抗ミュラー管ホルモン(Anti-Mullerian Hormone:AMH)と呼ばれる女性特有のホルモンです。
卵巣の中にある、これから育っていく卵胞(発育卵胞・前胞状卵胞)の顆粒膜細胞から分泌されると考えられています。血中のAMH値が原始卵胞(生まれつき卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられ、卵巣予備能力評価の指標として注目されています。

AMHとは

原始卵胞が少なくなってくるとAMH値が低くなります。
つまり、AMH値が高いと卵巣内にこれから育つ卵胞がたくさんあると考えられ、AMH値が低いとこれから育つ卵胞が少なくっていると考えられます。

しかし、残念ながら日本女性の標準AMH値は確立されていません。一般的には、以下の値ぐらいとされています。

年齢 AMH値
26~30歳 30~40pM
31~35歳 20~30pM
36~40歳 10~20pM
41~45歳 5~10pM
46歳~ 5pM以下

従来、卵巣の予備能評価は月経周期3日目のFSH値(卵胞刺激ホルモン値:以下FSH基礎値)と胞状卵胞数を基本に評価してきました。しかし、FSH基礎値は、周期ごとの変動幅が大きく安定していません。一方、AMHは月経周期にほとんど左右されず安定しておりいつでも測定可能であり、より信頼できる卵巣予備能の指標として期待されています。

値が低いからといって、妊娠できないということではありません。AMH値が低い場合の対策としては、少しでも早く、卵巣の機能が今後ますます低下しないうちに、ステップアップを心がけることになります。

ARTにおいては採卵数には関係するが、受精卵のグレードや妊娠結果との関連は弱いといわれています。つまり、卵巣予備能をしることにより、適切な排卵誘発を決めることができます。

院内でAMH値を測定することが可能になりました。
他社に検査依頼をしませんので、コストを抑えることができます。(5,250円)

診療費用

↓一般婦人科検査↓      ↓産科検査↓      ↓ピル・避妊↓      ↓産婦人科処置↓
↓一般不妊治療検査↓   ↓不妊治療( 手術)↓   ↓不妊治療(薬剤)↓ 
↓ 不妊治療(ART:生殖補助医療技術)の費用↓ 

一般婦人科検査
  内容 保険3割負担額 自費
初診料 810円  
再診料 370円  
処方箋料 200円  
妊娠反応   1,050円
超音波検査 1,590円  
子宮頚ガン検査 頚部 1,020円  
子宮頚ガン検査 体部 2,010円  
クラミジアPCR検査 1,080円  
一般細菌培養検査 960円  
血液検査    
  貧血検査 1,010円  
  肝機能検査 840円  
  血液型(ABO,Rh)   520円
  風疹   840円
  HIV   1,050円
産科検査
内容 保険3割負担額 自費
初期検査 ※1   9,450円
中期検査 ※2   3,150円
後期検査 ※3   1,050円
クアトロテスト   21,000円
羊水検査   126,000円
妊婦検診   4,200円
超音波   2,100円

※1 感染症などの検査
※2 貧血とクラミジアPCRの検査
※3 貧血の検査

ピル・避妊
  内容 保険3割負担額 自費
受胎調節 経口避妊薬(ピル)   3,150円
2 子宮内避妊リング(3年耐用)   31,500円
緊急避妊ピル   3,150円
月経日変更ピル 1錠 105円×日数
産婦人科処置
内容 保険3割負担額 自費
子宮頚管ポリープ切除術 2,970円  
子宮鏡下子宮筋腫摘出術 43,410円  
バルトリン腺造袋術 8,280円  
流産手術 5,730円  
羊水穿刺術   126,000円
絨毛検査 68,500円
一般不妊治療検査
  内容 保険3割負担額 自費
子宮鏡検査 2,630円  
選択的卵管造影検査 4,440円(保険3割負担額)+3,150円(自費・カテーテル代)
フーナーテスト 510円  
尿中LH検査 320円  
超音波検査 1,590円 520円(排卵誘発剤なし)
血液検査    
  不妊初診ホルモン検査※ 2,350円  
  LH-RH負荷試験 5,990円  
  TRH負荷試験 4,810円  
  抗精子抗体検査   8,400円
  クラミジア抗体検査 1,130円  
  黄体中期(E2、P4) 1,580円  
  テストステロン 890円  
  甲状腺ホルモン検査 1,240円  
  糖負荷試験 2,760円  
  AMH検査 5,250円

※には、黄体化ホルモン、卵胞刺激ホルモン、卵胞ホルモン、プロラクチン精密測定、甲状腺ホルモン検査を含みます。

不妊治療(手術)
内容 保険3割負担額 自費
子宮鏡下内膜ポリープ切出術(TCR) 14,190円  
卵管鏡下卵管形成術(FT)(両側) 214,200円  
不妊治療(薬剤)
  内容 保険3割負担額 自己負担額
HMG帝臓 75単位 570円  
HMG帝臓 150単位 830円 3,150円
ゴナピュール 75単位 520円  
ゴナピュール 150単位 620円 2,500円
ゲストロン 5000単位 180円 1,000円
セトロタイド 0.25mg   3,360円
フォリスチム 150単位   7,140円
ゴナールエフ 150単位   10,500円
フェリング 75単位 420円  
エストラーナ   210円(融解胚移植時)
プロギノーヴァ 210円
リュープリン 10,110円  
ナファレリール  2,410円 8,500円
プロゲストン 50mg   310円
プロゲストンデポー 125mg 90円  
プロゲステロン坐薬   350円

不妊治療(ART:生殖補助医療技術)の費用

内容 保険3割負担額 自費
人工授精   12,600円
体外受精・胚移植 治療費
通常治療
内容 初回費用 2回目 3回目
採卵 52,500円
精子・胚培養 126,000円 105,000円 105,000円
子宮内胚移植 52,500円 52,500円 31,500円
4 アシステットハッチング(AHA) 21,000円
  • アシステットハッチングは、着床率を上げるために有効ですので、原則、移植前に行っています。
追加治療
内容 初回費用 2回目 3回目
胚凍結 31,500円+1スティックにつき3,150円
顕微授精 1〜3個  31,500円
10個  52,500円
11個以上  52,500円+3,150円/個
※IMSIを実施した場合  +20,000円
追加培養
(4日目以降1日毎に)
10,500円/日 10,500円/日 10,500円/日
融解胚移植 78,750円 78,750円 52,500円
リンパ球注入
SEET法
21,000円
12,600円
子宮鏡下卵管内胚移植 78,750円 78,750円 52,500円
  • 当院では患者様の経済的負担を少しでも軽減するために、体外受精等の費用は回数により(2回目以降)減額しています。
  • 治療費は治療毎にいただきます。治療が途中で中断した場合は、それ以降の料金は頂きません。
一般的に多い例    -体外受精・胚移植 治療費-

顕微授精、追加培養、胚凍結に関しては、個数により異なります。

内容 体外受精 顕微授精
採卵 52,500円 52,500円
顕微授精(IMSI実施)   72,500円
精子・胚培養 126,000円 126,000円
アシステットハッチング
(AHA)
21,000円 21,000円
子宮内胚移植 52,500円 52,500円
合 計 (初期胚(3日目までの培養)で
移植した場合)
252,000円
(胚盤胞で移植した場合)
273,000円
(初期胚(3日目までの培養)で
移植した場合)
324,500円
(胚盤胞で移植した場合)
345,500円
多くの卵子が採卵でき採卵後5日目まで培養し、胚を全部凍結した場合(胚凍結は5スティックとする)
内容 体外受精 顕微授精
採卵 52,500円 52,500円
顕微授精(IMSI実施)   72,500円
(卵子10個の場合)
精子・胚培養 126,000円 126,000円
追加培養(2日間) 21,000円 21,000円
胚凍結(スティック5本分) 47,250円 47,250円
合 計 246,750円 319,250円
以前に凍結していた胚を移植する場合
内容

体外受精・顕微授精

アシステットハッチング(AHA) 21,000円
融解胚移植 78,750円
合 計 99,750円