
(1)-(9)の順で妊娠が成立します。
逆に言えば、(1)-(9)の1つでも問題があれば妊娠は成立しません。

日本では、2年間性生活があるにもかかわらず妊娠が成立しない状態を不妊症としていますが、 下図でわかりますように、一般的には避妊しなければ3ヶ月で60%、6ヶ月で70%、12ヶ月で80%の方が妊娠します。
図からわかるように、12ヶ月での累積妊娠率の曲線はほぼフラットになり、その後の妊娠が少ないことがわかります。 以上より、2年というよりも1年妊娠しない状態を不妊症と考える方が自然のようです。

表は、年齢別にみた妊娠率です。
この表からおわかりのように、不妊の大きな要因は女性の年齢です。
女性側が30代半ばをこえているなら、ある程度はやい段階での受診が望ましいと考えます。
| 一ヶ月あたりの妊娠率 | 妊娠するまでにかかる月数 | 1年以内の妊娠率 | |
|---|---|---|---|
| 20代前半 | 25% | 4ヶ月 | 97% |
| 20代後半 | 15-20% | 5-6ヶ月 | 86-91% |
| 30代前半 | 10% | 10ヶ月 | 72% |
| 30代後半 | 8.3% | 12ヶ月 | 65% |
